日本遺産 日根荘 Japan Heritage Hinenosho

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祝 日本遺産『旅引付と二枚の絵図が伝えるまち-中世日根荘の風景-』構成文化財追加認定

1.『旅引付と二枚の絵図が伝えるまち-中世日根荘の風景-』

令和元年度に日本遺産に認定されました『旅引付たびひきつけと二枚の絵図が伝えるまち-中世日根荘ひねのしょうの風景-』のストーリーを構成する文化財に、以下の2か所が追加認定されました。

船岡山ふなおかやま

指定状況:未指定(史跡)

荘園絵図に記される岡本にある船岡神社の境内地にあり、標高 25.5 mの単独峰である。日根荘の鎮守社である日根神社の由来書を記した文書から、日根神社との深いかかわりが伝わる。日根神社まくらまつりの神輿や幟渡御等が行われた。

葛葉井くずはいふち

指定状況:未指定(史跡)

長滝と上之郷の中間に位し、水面約0.9a、深さ1mほどの遊水池である。古くから清水が湧き出て、約6haの水田を潤す中世由来のかんがい用水である。犬鳴山七宝瀧寺の塔の滝から葛葉を投げ入れたところこの淵に流れでたことから、地名の「長滝」の由来となったことが記される文書は「政基公旅引付」を記した九条政基によって筆写され、九条家文書に残る。

これらの文化財は、旅引付や二枚の荘園絵図に登場するもので、現在も地域の人々の暮らしに根付いた文化財です。日本遺産のストーリーをより充実させるものとして、このたび追加認定されました。

2.日本遺産

○日本遺産とは

・地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定。

・ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる文化財群を地域が主体となって、総合的に整備・活用し、国内・海外へも戦略的に発信していくことにより、地域の活性化を図ります。

○『旅引付と二枚の絵図が伝えるまち-中世日根荘の風景-』のストーリーの概要

今から800年前、泉佐野市は上級貴族、九条家の領地「日根荘」でした。ここには二枚の荘園絵図と九条政基が書いた「旅引付」という日記が残されています。絵図には緑豊かな風景に、田畑に恵の水を注ぐため池や水路、社寺などが描かれ、日記には500年前の村の生活や人々の様子がいきいきと記されています。荘園の地を創り、中世から受け継がれてきた現在のこの風景は、絵図や日記に描かれた魅力ある農村景観へと誘ってくれるのです。

3.泉佐野市の日本遺産

1.令和元年度認定『旅引付と二枚の絵図が伝えるまち-中世日根荘の風景-』 地域型:泉佐野市のみ

2.令和2年度追加認定『荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落』 平成 27 年度認定 シリアル型:泉佐野市他 51 市町村

3.令和2年度認定『「葛城修験」-里人とともに守り伝える修験道はじまりの地』 シリアル型:泉佐野市他 3 府県 22 市町村

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