日本遺産 日根荘 Japan Heritage Hinenosho

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日本遺産「日根荘」の構成文化財を巡っていくうえで利用していただけるよう、下記の場所にトイレを設置しました。

日本遺産の構成文化財を訪問する際に、ご利用ください。

 これまでは、日本遺産の構成文化財を周遊するときに利用できるトイレはあまりありませんでした。そこで、令和2年度に、下記の場所にどなたでもご利用していただけるトイレを整備しました。


トイレ設置場所 所在地
旧向井家住宅きゅうむかいけじゅうたく 〒598-0022 大阪府泉佐野市土丸904
中大木町内会館なかおおぎちょうないかいかん 〒598-0023 大阪府泉佐野市大木389


・旧向井家住宅屋外トイレ

 旧向井家住宅駐車場から入口へ行くまでのところに木製の建物があります。そこがトイレです。みなさんにトイレとわかっていただけるように、出入口にサインを設置しています。 車いすを利用される方等にも利用していただきやすいよう、トイレには段差をなくしています。

※旧向井家住宅トイレを利用される方!!旧向井家住宅もご覧ください。見学は申込制ですので、ご注意ください。



【旧向井家住宅とは】

 旧向井家住宅は泉南地方の江戸時代の建築様式をよく残す農家です。主屋おもや桁行けたゆき四間×梁間はりま五間の茅葺かやぶき屋根でひさしには本瓦ほんがわらを、むねには大きな雁振瓦がんぶりがわらを葺いています。クチノマ、ザシキ、ダイドコ、ナンドと土間どまの「くいちが四間取よまどり」です。差鴨居さしかもいけたはりとの間にもう一つ梁を入れて、天井を高くすることで、部屋の空間にゆとりをもたせています。
 建築年代は、土蔵どぞうの梁に江戸時代後期の享和きょうわ2年(1802)の墨書ぼくしょがあり、主屋はその頃に建てられたと考えられます。
 もとは市内上之郷机場かみのごうつくえばにありましたが、空港連絡道路建設により土丸つちまるに移築されることになり、後世に増築された部分は撤去し、建築当初の姿に戻して修復しました。


・中大木町内会館日本遺産トイレ

 中大木町内会館には日本遺産トイレを整備しました。町内会館へ行くまでにトイレへ入る銀色の門があります。そこから中へ入ってください。日本遺産ベンチの前を通りトイレの入口へ進んでください。入口を入ると男性用、女性用のトイレがあります。



【大木地区とは】

 けわしい山々のふもとのため池の水源を利用した水田の広がりは、人々のくらしに恵みを与え、建ち並ぶ神社・社寺は人々の心のよりどころとして当時の精神文化を生み出しました。また、入山田村いりやまだむらは『政基公旅引付まさもとこうたびひきつき』の舞台となった場所で、今も当時の姿のまま私たちを迎えてくれます。
 日根荘は全国で初めて国史跡となった中世荘園遺跡であり、当時といまをむすぶ歴史的遺産として注目されています。


また、令和3年度にも新たに下記のトイレを整備しました。



トイレ設置場所 所在地
火走神社ひばしりじんじゃ 〒598-0023 泉佐野市大木1533


・火走神社の来客者用トイレ

 火走神社正面の割拝殿をくぐると左手に社務所があります。そのとなりに来客用のトイレがあります。トイレの出入口に木製の御手洗と書かれた木札を設置しました。段差をなくしどなたでも使用しやすいものとしています。



【火走神社とは】

 拝殿はいでん正面に鎮座ちんざするのは火走神社の本殿で、横には重要文化財摂社幸神社せっしゃみゆきじんじゃ本殿があります。建立年代は擬宝珠柱銘ぎぼしはしらめいから元和げんな8年(1622)であることがわかっています。
 規模の大きな一間社春日造いっけんしゃかすがづくりで、木鼻きばなをはじめ全面に彫刻を施しています。また壁面に僧侶などを描くところなどは、神仏習合しんぶつしゅうごうの様子を感じさせます。部材に幾何学的文様や金襴巻きんらんまきなどの彩色が施されているのは泉州地域特色です。当社には、入山田村いりやまだむらと呼ばれた頃の石灯籠いしとうろう、村絵図などの貴重な資料も大切に保管されています。

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