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泉佐野市の「井川用水」が令和4年世界かんがい施設遺産の日本候補に決定されました!



 このたび、国際かんがい排水委員会(ICID)日本国内委員会は、世界かんがい施設遺産候補施設として、泉佐野市日根野土地改良区が申請した「井川用水(ゆかわようすい)」について、ICID本部へ申請することが決定されましたのでお知らせいたします。

 なお、他にも静岡県沼津市の香貫用水(かぬきようすい)、同県磐田市の寺谷用水(てらだにようすい)の2施設も同時に申請が決定されました。

 ※今後の予定としては、ICID本部への申請後に、ICID本部に設置される審査委員会において各国から申請のあった施設について審査・選考が行われ、本年10月前半にオーストラリア・アデレードで開催されるICID国際執行理事会において、結果が発表される予定です。

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【参照】「令和 4 年世界かんがい施設遺産申請施設の決定について」

農水省(maff.go.jp)https://www.maff.go.jp/j/press/nousin/kaigai/220606.html

   

※これまでの日本国内の世界かんがい施設遺産の登録数は44か所で、そのうち大阪府は柏原市他の大和川分水築留掛かり、岸和田市の久米田池大阪狭山市の狭山池寺ヶ池・寺ヶ池水路の4か所


【概要】

          「井川用水-現代に継承される荘園貴族九条家の中世かんがいシステム」

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・井川用水は約800年前から存在するかんがい用水路です。

・水路の成立時期には諸説ありますが、1316年に描かれた村の絵図から、既に部分的に水路が活用されていたことがわかります。

・貴族の領地であった日根野地域は、当時は荒野が広がり、田地の拡大が重要な課題でした。

・井川水路は、領地の上流を流れる川から取水し、全長約2.9㎞、最後はため池の十二谷池へと流れ込みます。

・井川水路の開発により、この地域の田地面積は飛躍的に拡大しました。取水口からため池までの高低差は約3mであり、わずかな高低差を活かした灌漑施設の開発は当時の高度な土木技術を示しています。井川用水は当時の流路をほぼ変えることなく、現在も田地を潤しています。

・日本国内において、現在も利用されている農業用水路で、国の史跡に指定されているのは井川用水だけであり、中世からの開墾の歴史を知ることができる貴重な遺産です。

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現在の井川用水遠景


泉佐野市ホームページ プレスリリース(報道提供)

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