日本遺産 日根荘 Japan Heritage Hinenosho

構成文化財の魅力

七宝瀧寺絹本著色尊勝曼荼羅図しっぽうりゅうじけんぽんちゃくしょくそんしょうまんだらず

日根荘に由来し、南北朝期の葛城修験信仰の世界を伝える。

曼荼羅とは「悟りの境地をひらく」という意味があります。それを図にした曼荼羅まんだら図は仏教の宇宙観や教理を図式化したものです。中央の大円相中には五仏の宝冠をのせ七獅子座に座す金剛界大日如来こんごうかいだいにちにょらいを、その周囲に蓮華座に座す八大仏を描いています。下半中央の供養壇をはさみ対峙しているのは、三角中の不動明王と半月輪中の降三世明王ごうさんぜみょうおうです。この曼荼羅図は一部欠損があり、不鮮明な部分があるものの全体的に金箔などを貼り付ける切金きりかねや裏箔技法を使った朱と金色のコントラストが深遠な雰囲気をかもしだしています。鎌倉時代のものと比べると、描線が緩やかで表現も簡略化されていることと大円相に対して不動・降三世明王が大きく描かれていることから、南北朝時代から室町時代初期の製作と考えられます。

《修験道資料館へのアクセス》南海泉佐野駅またはJR日根野駅より、南海ウイングバス南部21・23系統「犬鳴山」バス停下車、徒歩25分
修験道資料館の観覧には事前連絡が必要です

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