日本遺産 日根荘 Japan Heritage Hinenosho

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構成文化財の魅力

火走神社本殿ひばしりじんじゃほんでん

日根荘入山田村の総社で、中世には瀧宮と呼ばれる。旅引付には入山田村の風流念仏や雨乞い等が火走神社で行われたと記されており、日根荘入山田村の中心的な神社。

擬宝珠ぎぼしめいから元和げんな8年(1622)の建立こんりゅうと分かります。ただしひさし部の構造は新しく、後世に補われた部分も多く見られます。身舎もや部には禅宗様ぜんしゅうようが一部取り入れられ、頭貫かしらぬき先端せんたん木鼻きばなは近世初頭の発達した様式を示しています。また正面のかしらぬきはこの地域に早くから多くみられる特徴を示しています。頭貫先端かしらぬきせんたんを飾るばな妻面つまめんの彫刻、ほん殿でんを飾る彩色さいしき文様もんようは大きな流れとしては大和やまととの関連をうかがわせますが、当地域の大工・彩色師さいしきしの優秀さを示すものともみられます。

《火走神社本殿へのアクセス》 南海泉佐野駅またはJR日根野駅より、南海ウイングバス723「中大木(なかおおぎ)」バス停下車すぐ

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